例えば、ホームで乗り継ぎの電車を待ちながら、夕暮れがせまる空を眺めて…ふと思うことがある。ここに居る自分が、今、１番強く感じていることは何なのか？
自分の心の中を覗いてみると、…案外大したことも抱えていない自分を見つけて びっくりしたよ〜な、ほっとしたよ〜な気持ちに包まれる。。
勿論、国交正常化40周年の、記念式典までもが中止になってしまった、中国問題も気になるし、
福島の原発事故のその後や、先行きの見えない不安定な時代に暮らしながら、毎日報道される理不尽な事件や事故の数々…、
いつ襲ってくるかも知れない地震や津波…天災への不安と恐怖心さえ抱えながらも、
きっと皆 それぞれの理想や夢を抱いて、今を生きているに違いない。
上を見ればきりがないが、下を見てもきりがない。
理想と現実の間(はざま)で、数々の矛盾と葛藤をくり返して、時には傷つき、くたびれ果てても、絶妙なバランスを保ちながら、今日も生かされていることが有り難い。
誰かを妬んだり恨んだりすることもなく、ややこしい人間関係に巻き込まれてもいないことを喜び、
お互いのたった１つの「好き」を忘れることなく、繋がっていれる人が何人かでもいること、、
何よりも、常日頃、自分の身を案じ、互いの健康と幸せを願い続けてくれる、家族の笑顔が心に浮かぶ時…、きっと、ぼくらはみんな幸せなんだ。
そして、どんなに時代が変わっても、夢があるから、前を向いて行けるんだよね。
その夢を、夢の原点を、決して忘れたりしませんよ〜に…♪
2012年09月24日